武蔵野運輸区 205系合同誌 205の軌跡 トップページ 作品概要 中身をちょっと紹介 制作スタッフ



▲埼京線に導入された205系。2013年度中に全編成がE233系に置き換えられる

▲阪和線に導入された205系1000番台。207系の製造に移行したため、少数のみの製造となった。

<205系とは?>

205系は国鉄末期の1985年に製造された通勤車両です。当時の国鉄の財政状況から、製造費用だけでなく、 103系のように腐食対応や老朽化対応に多大なコストがかからないこと、201系のようにイニシャルコストがかからないことが要求されました。
 そのため国鉄では初めて軽量ステンレス製の車体が採用されました。 総計1500両弱が製造され、そのうちの1/3以上(531両)が山手線に配属され、205系の最大勢力となりました。
 デザイン面に目を向けると、全体的な様子は201系をベースとしているものの、戸袋窓や妻面の窓は廃止されました。
 技術面では国鉄では初めてボルスタレス台車や抵抗制御で回生ブレーキを使えるようにした界磁添加励磁制御、電気指令式空気ブレーキなど数多くの新技術が採用されました。

製造終了後は首都圏の各地、関西圏では京阪神緩行線や阪和線で活躍していましたが、2002年に山手線にE231系500番台が投入されると、大転配が行われるようになりました。 山手線で運用を終えた205系は、首都圏や仙台の仙石線で残っていた103系の置き換えとして各地に転用されました。 一方関西圏の205系は2011年からリニューアル工事が行われ、現在は阪和線に集約されて運用されています。 そして2013年には埼京線、横浜線、南武線で活躍する205系をE233系で置き換えることが発表され、既に埼京線から急速に姿を消しつつあります。

(以上本編より抜粋及び要約)




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